貸し倒れ引当金

貸付先が借金を返済できないと判断した場合に、損失として予め計上しておく仕組みであるが、アメリカの状況と日本の状況を比べてみようかと思う。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58110720W0A410C2I00000/

アメリカでは、ルール変更のタイミングと不幸にも重なり、多くの損失の経常となったようだ。

これにより、資金繰りが悪化して従業員を解雇したり、倒産したりする企業が出ていると思う。

 

日本はどうだろうか。

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO58360440S0A420C2EE9000

引当金において、コロナの影響が考えれる場合は、積まなくても良いということだ。

 

現在リモート勤務が増えて、ただでさえチェックがゆるくなっていると考えられるのに、焦げ付きについては今回は見逃しても問題ないというお墨付きをもらった格好になる。

ただ、決算において引当金の積み増しがまったくないとも思えないので、決算はそれなりに厳しいものになると思う。

 

その際に、株価がどの程度反応するだろうか。