コロナの今後の見通しを考えてみる
中国の一部省で、企業活動が正常化に向かいつつあるとの報道がある。
中国国内の実態はわからないが、これが本当であるならば、封じ込め後のコロナの状況についてある程度予測ができるのではないかと思う。
- アメリカ
- 2/18 帰国したアメリカ人向け隔離施設の準備など
- 2/29 リーマン級の影響
- 3/11 1000人を超える
- 3/21 2兆ドル経済対策
- 3/22 各都市で人が消える。外出禁止に近い
- 3/24 ホテル業界で400万人が職をうしなうと予想
- イタリア
- 2/25 死者11人発生
- 3/09 25%の人の移動を制限,3500人死亡。中国を上回る
- 3/21 工場停止
- 3/25 6万人感染。火葬おいつかず
これで見えるのは、中国の封じ込めに成功した場所では経済活動が再開されつつあるということだ。ただ、株価を見るとそもそも中国はあまり下がっていない。
アメリカが40%近い下落をしているのとは大きい違いだ。
中国では封じ込めの結果。2ヶ月ほどで武漢以外はもとに戻りつつあるようだ。
しかし、アメリカとヨーロッパは全土に渡って拡大して、全土に渡って封鎖のような状況なので、2ヶ月では終わらないだろう。
封鎖を開始したのが、3月の半ばなわけだから、どんなに早くても5月半ばにならないと制限解除の話にもはないだろう。
アメリカの景気が悪くなれば、日本の景気も悪くなるので株価がこのままとは到底思えない。
日本状況は感染が拡大している状況ではないし、日銀が株を買いまくっているので株価はむしろここ数日は上向きだ。
しかし、前日終値から大きく下落した値段から始まり上昇して始まるというのが続いて、結果下落していたりするので、いびつな状況であることは明らかだと思おう。
ここ数日、上がっているので底を打ったという気持ちにもなる。
観光系のREITも上昇している。上がる要素はないのに上がっているので、明らかに思惑だけの値動きである博打の相場であると思うので、静観が現状は良いと思う。
やはり、4月半ばに3月の状況の速報値が出てから購入を考えるので十分だ。